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漂泊の青い玻璃  【作品概要】 

再婚によって、兄弟となった三人の物語。

5歳の時、父を病気で失った大槻琉生(おおつきるい)は、不遇な環境で育った聞き分けの良い少年だった。
生活を担う母が夜の勤めに出ている間は、入院している父の病室でひっそりと過ごした。

やがて父が亡くなり、母は知り合いの勧めに応じて、二人の男児を持つ寺川というライターと再婚する。寺川の妻は子供を置いて、家を出ていた。
金の苦労は無くなったが、なさぬ仲の子供たちは多感な時期を迎えていた。
長男の尊(たける)は琉生よりも7つ年上で、新しい弟を可愛がるとても優しい兄だった。次男の隼人(はやと)は、3つ上で男の子らしいやんちゃで明るい性格だった。
父は神経質な男で、子供を顧みる事もなく仕事に没頭していた。ただ、妻への愛情は深かった。

平和に見えた寺川家は、心無い隣人の一言で綻び始める。
そんな時、母の思いがけない発病に、家族は揺れる。

*****

前半はこんな感じで進んでゆきます。(`・ω・´)
ちょっぴり暗いかも……?
ちびっこを書くのが好きなので、琉生の小さなころからを書くつもりです。
あまり明るい話ではありませんので、ご注意ください。でも、最後には読後感の良いお話になるよう気を付けて書いていこうと思っています。主人公の周囲に幾つも転がっている、真実の深い愛を拾っていけたらいいなと思っています。
お読みいただけたら、うれしいです。
どうぞよろしくお願いします。


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