紅蓮の虹・49
「少しは、落ち着いた?」
コウゲイの腕の中で、俺は泣きつかれていつか眠っていた。
「やはり、まだ早かったな・・・」
後悔の様子のコウゲイの声。
「四郎と同じ年になったからと、無理をさせすぎた。」
「記憶が全てだと思っていたが、わたしの虹は我が強い。」
「四郎は、我慢する術を知っていて・・・」
イレーネの指が頬を触った。
「この子は、とても正直なのね。」
「・・・だと思う。」
「どちらも、愛おしい・・・」
・・・眠りは都合よく、深くなった。
コウゲイの腕の中で、俺は泣きつかれていつか眠っていた。
「やはり、まだ早かったな・・・」
後悔の様子のコウゲイの声。
「四郎と同じ年になったからと、無理をさせすぎた。」
「記憶が全てだと思っていたが、わたしの虹は我が強い。」
「四郎は、我慢する術を知っていて・・・」
イレーネの指が頬を触った。
「この子は、とても正直なのね。」
「・・・だと思う。」
「どちらも、愛おしい・・・」
・・・眠りは都合よく、深くなった。
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