流れる雲の果て……14
BL的性行為の描写があります。閲覧にご注意ください。
部屋に入ると美千緒がすぐに抱きしめて来た。
そのまま、すぽんとシャツを脱がされてしまう。
美千緒の性急さに、どこか意外な気がして、大二郎は慌てた。
「み、美千緒さん……?どうしたの?」
「舞台を見てたら、綺麗な梅川に欲情しちゃったんだよ……」
「あ……っ。」
誘うように濡れた瞳が、これまで見たことの無いほど扇情的だった。激しく打つ鼓動が、美千緒に聞こえる気がする。
深くキスをしながら、器用に美千緒は大二郎の衣服を剥ぎ、湯上がりの大二郎の火照った肌に、冷たい手を慈しむように這わせた。
全てをむき出しにされた下肢は粟立ちながら、美千緒の手が触れるのを、じれて揺れながら待っていた。戸惑いながらも、こうしたかった。
「大ちゃん。湯上がりたまご肌だねぇ。若いからぼくとはまるで弾力が違う。」
「美千緒さんだって若いじゃないか。」
「大ちゃんの年からしてみれば、30を超えたら、もう立派なおじさんだよ。」
「違うよ。美千緒さんは……おれが、くらくらするほど綺麗だよ。」
「そんな可愛いこと言って、おじさんを煽っちゃ駄目だぞ。」
ふふっと微笑んだ美千緒の細い指が、大二郎のなめらかな若い茎の付け根にかかり、そっと締め付けた。瞬く間に芯を持ち始めた大二郎の雄芯の容をなぞり、あやすようにゆっくりと先端に向かって撫でまわした。
「美千緒さん……、美千緒さん。」
「どうして欲しいか、言ってごらん、大ちゃん。」
「やだ。は……ずかしい。」
「言葉にして言わなきゃ、わからないよ。ほら……?」
大二郎の二つの青い胡桃を指先で確かめるように、揉みしだきながら、最奥の陰りに指が伸びる。
「あ……んっ。おれ、美千緒さんを抱きたい。美千緒さんと……一つになりたい。き、気持ちよくなりたい。どこもか……も、触って、美千緒さん。」
美千緒の腕の中で喘ぎながら、大二郎は弛緩してとけた。
薔薇色の小柱が色を濃くして、白い滑らかな胸を彩る。全身に唇を落としながら、美千緒は、大二郎が張りつめて屹立しているのに気が付く。
「綺麗だね。大ちゃんはどこもかも桜色だ。」
「おれ、美千緒さんにも同じことする……」
自分の持ち物よりも一回りも大きい大人の男に、躊躇なく大二郎も口を付けた。美千緒がしてくれるように、同じように返しながら互いに高め合ってゆく。
ただ扱くだけの大二郎と違って、美千緒の手は違う生き物のように動く。
やがて、口腔に呑み込まれた大二郎のセクスは翻弄され震えた。
「んっ……んっ……」
初めてされた喉元での締め付けに、大二郎は溺れた。
「あ……あっ、あっ……美千緒さん……で、出ちゃうっ。待って。」
兆(きざ)してしまったセクスは、強く凝りて痛いくらいだった。
(〃゚∇゚〃) ……エアてぃんこ~。
美千緒はずいぶん年上設定なのです。
本日もお読みいただきありがとうございます。
拍手もポチもコメントもありがとうございます。
とても励みになってます。 此花咲耶
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部屋に入ると美千緒がすぐに抱きしめて来た。
そのまま、すぽんとシャツを脱がされてしまう。
美千緒の性急さに、どこか意外な気がして、大二郎は慌てた。
「み、美千緒さん……?どうしたの?」
「舞台を見てたら、綺麗な梅川に欲情しちゃったんだよ……」
「あ……っ。」
誘うように濡れた瞳が、これまで見たことの無いほど扇情的だった。激しく打つ鼓動が、美千緒に聞こえる気がする。
深くキスをしながら、器用に美千緒は大二郎の衣服を剥ぎ、湯上がりの大二郎の火照った肌に、冷たい手を慈しむように這わせた。
全てをむき出しにされた下肢は粟立ちながら、美千緒の手が触れるのを、じれて揺れながら待っていた。戸惑いながらも、こうしたかった。
「大ちゃん。湯上がりたまご肌だねぇ。若いからぼくとはまるで弾力が違う。」
「美千緒さんだって若いじゃないか。」
「大ちゃんの年からしてみれば、30を超えたら、もう立派なおじさんだよ。」
「違うよ。美千緒さんは……おれが、くらくらするほど綺麗だよ。」
「そんな可愛いこと言って、おじさんを煽っちゃ駄目だぞ。」
ふふっと微笑んだ美千緒の細い指が、大二郎のなめらかな若い茎の付け根にかかり、そっと締め付けた。瞬く間に芯を持ち始めた大二郎の雄芯の容をなぞり、あやすようにゆっくりと先端に向かって撫でまわした。
「美千緒さん……、美千緒さん。」
「どうして欲しいか、言ってごらん、大ちゃん。」
「やだ。は……ずかしい。」
「言葉にして言わなきゃ、わからないよ。ほら……?」
大二郎の二つの青い胡桃を指先で確かめるように、揉みしだきながら、最奥の陰りに指が伸びる。
「あ……んっ。おれ、美千緒さんを抱きたい。美千緒さんと……一つになりたい。き、気持ちよくなりたい。どこもか……も、触って、美千緒さん。」
美千緒の腕の中で喘ぎながら、大二郎は弛緩してとけた。
薔薇色の小柱が色を濃くして、白い滑らかな胸を彩る。全身に唇を落としながら、美千緒は、大二郎が張りつめて屹立しているのに気が付く。
「綺麗だね。大ちゃんはどこもかも桜色だ。」
「おれ、美千緒さんにも同じことする……」
自分の持ち物よりも一回りも大きい大人の男に、躊躇なく大二郎も口を付けた。美千緒がしてくれるように、同じように返しながら互いに高め合ってゆく。
ただ扱くだけの大二郎と違って、美千緒の手は違う生き物のように動く。
やがて、口腔に呑み込まれた大二郎のセクスは翻弄され震えた。
「んっ……んっ……」
初めてされた喉元での締め付けに、大二郎は溺れた。
「あ……あっ、あっ……美千緒さん……で、出ちゃうっ。待って。」
兆(きざ)してしまったセクスは、強く凝りて痛いくらいだった。
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