流れる雲の果て……15
BL的性行為の描写があります。閲覧にご注意ください。
このまま弾けてしまうのは嫌だったが、思い通りに制御できない。寄せ来る放出の誘惑に他愛もなく陥落した。
「だ……めっ、ああっ、あっ……」
震える腰が数度固く痙攣したようになって、大二郎は美千緒の口中に吐精した。
ごく……と嚥下して微笑む美千緒を、大二郎は精一杯抱きしめて身体の下に引き込んだ。
「どうしよう、美千緒さん……。美千緒さんがすっごくやらしい顔するから、おれ、またおっきくなった。このまま、もう一回してもいい?」
「いいよ……大ちゃん、若いから元気だねぇ。」
美千緒は枕もとに置いた何かを指さした。
「それ、使って。滑りを良くしておかないと、お互い怪我するから……。それとね、大ちゃん。挿れる時は、きちんとゴム着けるんだよ。」
「これは、なに?化粧品?」
「男は構造上、濡れないようになってるから、こういうものが必要なんだ。中には不思議と濡れる人もいるようだけど、ぼくは使わないと駄目みたい。オリーブオイルとか……でもいいけど……あぁ……」
しどけなく開かれた美千緒の場所に、ぱたぱたと粘りのある液体を落とすと、腹筋が固くなった。ぬるついた液体を、互いの下肢に大二郎が塗り付けてゆく。
自分の手が触れただけで、油断すると爆ぜてしまいそうなくらい若い牡は芯を持って張りつめていた。
「美千緒さん。おれ、この前、お風呂で自分のあそこに指を入れてみたんだけどね……全然固くて入らなかったの。第一関節までしか入らなくて、しかもそこから動かなくてめっちゃ焦っちゃった。」
「時間を掛ければ大丈夫だと思うけど、大ちゃんはネコじゃないみたいだから、解さなくていいんだよ。」
「解す?……それ、なに?」
「もう、挿れても大丈夫だから。ゆっくり来て、大ちゃん。」
質問には答えず、四つん這いになって薄い尻を向けた美千緒の身体を、大二郎は膝を掴んで転がした。
「後ろからは嫌だ。美千緒さんの顔が見えないもの。おれ、美千緒さんの感じる顔が見たい。こっちからは駄目?」
ほんの少し迷って、美千緒は微笑んだ。
「いいよ。大ちゃんがそうしたいなら、前からしても。」
柔らかな笑顔に励まされて、大二郎は美千緒の膝を割り開いた。
それは美千緒にとっては、ひどく負担のかかる体勢だと、経験の浅い大二郎は知らなかった。そっと枕を引きこんだ美千緒が励ますようにささやく。
「大ちゃんのファンの人に殺されそうだ……」
「美千緒さん、美千緒さん……苦しくない?」
「ん、大丈夫。何でもしてあげたいよ……可愛い、大ちゃん。」
自分で膝の裏に手を入れて、ぐいと腰を突きだした美千緒の濡れたそこに、ゆっくりと大二郎は腰を入れこんだ。
美千緒の声にならない喘ぎが苦悶をにじませていたが、ひくに引けない状態になっていた大二郎は前部に手を添わせた。
(*/д\*) わわわ~……@:・◆×△〇~
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これから終盤に向かいます。後しばらくお付き合いください。 此花咲耶
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このまま弾けてしまうのは嫌だったが、思い通りに制御できない。寄せ来る放出の誘惑に他愛もなく陥落した。
「だ……めっ、ああっ、あっ……」
震える腰が数度固く痙攣したようになって、大二郎は美千緒の口中に吐精した。
ごく……と嚥下して微笑む美千緒を、大二郎は精一杯抱きしめて身体の下に引き込んだ。
「どうしよう、美千緒さん……。美千緒さんがすっごくやらしい顔するから、おれ、またおっきくなった。このまま、もう一回してもいい?」
「いいよ……大ちゃん、若いから元気だねぇ。」
美千緒は枕もとに置いた何かを指さした。
「それ、使って。滑りを良くしておかないと、お互い怪我するから……。それとね、大ちゃん。挿れる時は、きちんとゴム着けるんだよ。」
「これは、なに?化粧品?」
「男は構造上、濡れないようになってるから、こういうものが必要なんだ。中には不思議と濡れる人もいるようだけど、ぼくは使わないと駄目みたい。オリーブオイルとか……でもいいけど……あぁ……」
しどけなく開かれた美千緒の場所に、ぱたぱたと粘りのある液体を落とすと、腹筋が固くなった。ぬるついた液体を、互いの下肢に大二郎が塗り付けてゆく。
自分の手が触れただけで、油断すると爆ぜてしまいそうなくらい若い牡は芯を持って張りつめていた。
「美千緒さん。おれ、この前、お風呂で自分のあそこに指を入れてみたんだけどね……全然固くて入らなかったの。第一関節までしか入らなくて、しかもそこから動かなくてめっちゃ焦っちゃった。」
「時間を掛ければ大丈夫だと思うけど、大ちゃんはネコじゃないみたいだから、解さなくていいんだよ。」
「解す?……それ、なに?」
「もう、挿れても大丈夫だから。ゆっくり来て、大ちゃん。」
質問には答えず、四つん這いになって薄い尻を向けた美千緒の身体を、大二郎は膝を掴んで転がした。
「後ろからは嫌だ。美千緒さんの顔が見えないもの。おれ、美千緒さんの感じる顔が見たい。こっちからは駄目?」
ほんの少し迷って、美千緒は微笑んだ。
「いいよ。大ちゃんがそうしたいなら、前からしても。」
柔らかな笑顔に励まされて、大二郎は美千緒の膝を割り開いた。
それは美千緒にとっては、ひどく負担のかかる体勢だと、経験の浅い大二郎は知らなかった。そっと枕を引きこんだ美千緒が励ますようにささやく。
「大ちゃんのファンの人に殺されそうだ……」
「美千緒さん、美千緒さん……苦しくない?」
「ん、大丈夫。何でもしてあげたいよ……可愛い、大ちゃん。」
自分で膝の裏に手を入れて、ぐいと腰を突きだした美千緒の濡れたそこに、ゆっくりと大二郎は腰を入れこんだ。
美千緒の声にならない喘ぎが苦悶をにじませていたが、ひくに引けない状態になっていた大二郎は前部に手を添わせた。
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