素敵な年賀状、いただきました(*⌒▽⌒*)♪
いよいよ明日、沢木淳也が退院する。
周二の家で過ごす最後の夜、隼はいつものひもぱんではなく、周二のぱんつを穿いていた。
「うふふ~、周二くんとお揃いぱんつ~。」
たった一枚しかないひもぱんつは、周二のお気に入りなのだが、洗濯が間に合わなくて一日おきに穿いている。
「なぁ、隼。新しいひもぱん買いに行こうぜ。あれが一番似合うんだからさ。」
以前、木本が隼の皮かむりを剥いた時、穿いてなさいと言ってくれたひもぱんつは、実はぴんくのセクシーな婦人物だが、隼はそんなことは知らない。散々、似合う~、漢らしい~と周囲におだてられて、そうかなとその気になっているだけだ。
「でも……パパも周二くんもひもぱんつ穿いてないよ?木本さんと松本さんのぱんつ、お洗濯したけど黒いボクサーぱんつだったよ。漢(おとこ)が穿くのはひもぱんつって、周二くんはいつも言うけどおかしくない?」
「……ちっ。ばれたか。」
「あのね、周二くん。周二くんのおっきなぱんつを借りて穿いたら、ぼくのぴんくのぞうさんも、周二くんみたいに大きなアフリカ象になるかなぁ。」
「何?お前、大きくなりたいの?」
「う……ん。あのね、ここのサイト見て。」
隼がパソコンを操作して現れたのは、金髪の巻き毛の麗しいキューピッドのイラストだった。
「この子ね。すごくかわいいでしょう?」
「おお~、まさしく薔薇色の肌だな。肌触りもよさそうだ。」
「で……ね。もう一枚見て。」
ぶ~……
「おお~~!すげぇな、ぴんくのニシキヘビじゃね~か。触りてぇな。めっちゃ感度良さ気だな。」
「ぼくも、いつかこうなると思う?この頃、ちょっと大きくなったみたいなんだよ。」
隼は目を輝かせて周二の顔を覗き込んだ。
「え?……え~と……隼はちっこいのが可愛いって言うか……たぶん、無理って言うか……」
「(´・ω・`) うりゅ……」
「え~と……、そ、素質はあるかもなっ!ほらっ、巻き毛の所とか、ちょっと似てるし、え~と、目の数とか一緒だしっ。お互い成長期だしなっ!」
「(*⌒▽⌒*)♪うん。成長期~!」
「よし、そうなったら早速ベッドでピンクスネークカモーンだ!おっきくしてやるぜ!」
どさくさまぎれに、周二は隼を転がした。
「きゃあ~」
「くそ~~~!!もう、純愛宣言取り消し!姫初めだ。喰う!」
ベッドの上に転がされた隼は、周二の腕にすり……と頬を寄せ、大きな瞳で見上げた。
「周二くん……。パパに見せるお書初め、なんて書いたっけ?」
「……純愛宣言。あかん……くそ親父の顔思い出したら、萎えた……」
正月早々、笑顔の据え膳に手を出せない周二だった。
本年も、どうぞよろしくお願いします。(*⌒▽⌒*)♪
お正月早々、カロリーハーフのchobon様に、隼と周二の年賀状をいただきました。
嬉しくて早く上げたかったのですが、ssをつけたいなと思い立ち、今頃になってしまいました。
ありがとうございました。
此花のサイトに来てくださる読者様にも、お年玉のおすそわけです。
一緒にきゅんきゅん♡してください。(*⌒▽⌒*)♪ 此花咲耶
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