深い森の奥の魔導師・14【R-18】
稲妻が星々に当たり、細かな火花が降り注ぐ・・・
赤い星が墜ちた。
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深い魔界の奥で、悪魔たちは歓喜の宴を催していた。
憧憬を込めて遥かな天を見上げる者たちは、いよいよその時が来たと叫び、魔導師の精液と血を混ぜて発酵させた酒を酌み交わした。
高らかに地獄の侯爵が叫ぶ。
「忌々しい魔導師が失墜した今こそ、いよいよ我らが進軍する時が来たのだ。」
「魔導師の世界、人間の世界、まとめて魔界に取り込んでくれる!」
魔界の有力者たちは聖なる存在の張った結界が、瞬く間に弱くなったのを感じていた。
天界に並ぶ魔導師を憎み仇とする彼らは、淫魔インキュバスのように、開いた隙間から魔導師の世界に入っては魔導師を取り込み、地獄の住人になるよう惑わし、人間界に入っては地震や噴火などの天変地異を引き起こしていた。
二つの性を持つ恐怖公アスタロトの宮殿で、彼らもまた、魔導師のように策を練っていた。
邪悪な魔界の住人の中にも、知恵者は多く軍隊が組織されていた。
カーディナルのような古代竜と言われる竜族の中にも、悪魔に組するものは多くいる。
「酒が足りぬぞ!」
金杯を乗せて、貴族たちの周りを見覚えのある銀色の魔が歩き回っていた。
「インキュバスの使い魔、エリン。連れて来た魔導師はどうした。」
「ベリアルさま。もうしばらくお待ちください。さんざんに搾り取られて、やつめはもう青息吐息の死に態でございます。あれに・・・」
銀色の小賢しい狐の指差す方向に、囚われのキュラが吊るされて搖れていた。
淫魔の香油を塗られ、隠微な香りを放ち羽虫を捕える食虫植物のようになり、魔導師の卵キュラは魔物たちを誘う。
全身をぬらぬらとした蛭(ひる)が這い、胸にもへそにも双球にも吸いつき精を溜めてはころりと落ちた。
太った蛭を摘みあげ、銀色狐はうまそうにぽんと口に放り込む。
「魔導師の精は甘いな・・・。」
「ほら。皆様のご所望だ。もっとミルクを吐き出せったら。」
「あ・・・ぁ・・・」
赤褐色の髪のキュラはインキュバスに取り込まれ、今や白い精をこぼすだけの道具として、意識は快楽の海に沈んでいた。
朦朧とした瞳は、とろりと潤む。
エリンの細い爪が、力なく下がった薄い色の茎の中心に突き立てられ、ぐるりと回された。
「きゃ・・・ああぁぁ・・・っ・・・」
一瞬、背筋を弓なりにらし、力なくキュラは叫んだ。
ほんの少し持ち上がった茎を吸い上げるように口に含み、エリンがミルクの苦みに酔う。
「こやつ、まだ腰を振って誘うか。」
逃れようと必死に身をよじるキュラの細い腰は、悪徳をこよなく愛するベリアルに掴まれ開かれた。
「いやあ・・・エリン・・・助けて、助け・・・」
キュラの白い足に鮮血が筋を作り流れてゆく。
ぱたぱたと落ちる滴を受けて、怒張を埋め込む淫らなベリアルは、好色にほくそ笑んだ。
「いいざまだな、魔導師・・・」
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濃厚エチとは、意味が違う今日の場面…(´・ω・`)
キュラ、流血させちゃってごめんよ…此花、初心者なんで手加減がわからないの。
強引エチなので、一応R付けておきます。
塾長さま~、Rをつける基準がわからないです~(ノд-。)
(´・ω・`)此花:「キュラ、大丈夫~?」
ヾ(。`Д´。)ノ彡キュラ:「痛いわ、ぼけ~~~!!」
(´/ω;`)トモ:「キュラ、ごめんよ~、いつか助けに行くからね・・・」
ヾ(。`Д´。)ノ彡キュラ:「はよ来いっ!ぼけっ!かすっ!」
此花・トモ:「だって、元はといえば・・・(*´・ω・)(・ω・`*)ネー・・・」
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